カデットクラスの統一について

ソニックパークシリーズのアンダーカデットクラスとＳＬカデットクラスを、諸事情により「カデットクラス」に統一することにしました。

何故もともと同じエンジンのクラスを２つに分けていたのか？というと、ちょっとややこしいレギュレーションがその理由です。

ＳＬカデットクラスは、ＳＬ規定により「年齢が４年生～６年生」と限定されてしまうため、４年生未満の子は参加できません。そこで４年生未満の子でも出られる「アンダーカデットクラス」を別に作り、混走でレースを開催することにしていました。

ＳＬカデットクラスの参加資格は「４～６年生」とはなっていますが、実は５年生からはその一つ上のクラス「ヤマハジュニアクラス」にも参加できるので、５年生・６年生の子のほとんどは「ヤマハジュニアクラス」に参加します。ＳＬカデットクラスは実質４年生の子だけのクラスになってしまいました。
しかも、ＳＬレースは５台以上の参加がないと不成立となります。レース人口の少ない九州では非常に不安な要素です。

それでも何故ＳＬ規定にこだわったのか？というと、九州から「ＳＬ全国大会」へ参加するドライバーが毎年いるため、カデットクラスもＳＬレースとして開催してゆきたいと考えていたためです。ＳＬ全国大会には地元のＳＬレースのランキング上位者しか出られません。
※もちろん、シリーズ優勝者にエンジンが出る！というのも魅力でしたね･･。

シリーズ開幕が近づいて、このままゆくとどちらのクラスも不成立になりそうな見通しとなったため２クラスを統一し、併せてティア・トライに限定されていたフレームもメーカー自由としました。

これによりカデットクラスへの参加がしやすくなり、エントリーはかなり多くなると思います。
レギュレーションの決定ってホントに難しいです。固くも無く、柔らかくも無く、といった感じでしょうか。